23年5月 US Hip Hop 新譜まとめ

新譜

5月は大物のリリースが多かったですね、忙しくてなかなかブログを書く時間はなかったですが聞くものに困ることなく充実してました。

Pistolz & Pearlz / Kodak Black

評価 :5/5。

フロリダ州ポンパノビーチ出身の大人気ラッパーの約半年ぶりの作品です。

このアルバムはマジで傑作ですね。昨年のBack for Everythingも素晴らしいアルバムでしたが、同様の路線で、より歌とラップの境をなくしたような楽曲が多く収録されています。本当に全曲最高でした。今のところ今年のベストアルバムです。

どの曲もいいですけど特にBretta LoveとTryna Figure Whyが好きです。感情を爆発させたようなメロディが心に来ます。

Gumsmoke Town

Beretta Love

Tryna Figure Why

Richest Opp / YoungBoy Never Broke Again

評価 :4/5。

前作からほんの3週間ほどでミクステがリリースされました。元々経緯としてはDJ Akademiksが「YBとLil Durkのビーフは終わった」とか言い出したことがきっかけでまた小競り合いみたいな感じになって、Lil Durkが5/12にアルバム出すからYBもその日にぶつけるという流れでリリースされた作品です。

なのでBi**h Let’s Do ItやF*ck The Industry Pt.2などDis曲が目立ちます。

サウンド的には前作とそこまで変わりなく、普通に良曲揃いで聞きやすい作品です。特に最初の3曲はかなりいいです。特にI Heardのビートはやばいです

Bi**h Let’s Do It

I Got That Sh*t

I Heard

KAYTRAMINE / KAYTRAMINÉ

評価 :3.5/5。

ポートランド出身のラッパーAminéとカナダ人プロデューサーKaytranadaのコラボプロジェクトです。名前くっつけただけのシンプルなタイトルがいいですよね。

最近のヒップホップではあまりいないような温かみのあるサウンドがメインで、どの曲も聞き心地がよく楽しく聞ける作品でした。特に最後のK&Aが一番好きでした。

K&A

GEEZYWORLD 2

評価 :3/5。

LAのラッパーで、元Shoreline MafiaメンバーのOhGeesyの2ndソロアルバムです。Shoreline Mafiaのころから変わらず、特徴的な気だるけなローテンションラップと不穏なビートの相性がよく聴き応えのあるアルバムです。

3曲目のGEEKALEEKと8曲目のDroptopが特によかったです。Mozzyや03 Greedo、KamiyahにTygaなどLAやベイエリアを中心に集められた客演陣もいい仕事してます。

GEEKALEEK (feat. Cash Kidd)

Droptop (feat. Kamiyah)

その他

あとはアルバムはまだあんまり聞けてないけどLil DurkとJ.ColeのAll My Lifeよかったです。2023年を代表する曲になりそう。

OMB PeezyもYouTubeでの発表が活発になってきたのでそろそろアルバム出るの期待してる!

また、日本語ラップの話になりますけどラップスタア誕生おもしろかったですね。第2回から見てるんですけど今回過去一で誰が優勝するかわからないいい勝負でした。これからもかっこいいラッパーどんどん出てきてほしいですね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました